建通新聞社四国
2011/04/05
【愛媛】ホテルと入浴の複合施設を建設 媛彦温泉
媛彦温泉(松山市畑寺3丁目4ノ5 大野照旺社長)は、松山市鷹子町の鷹の子温泉跡地に入浴施設とホテルの複合施設建設を計画している。現在、設計と積算をバツフォ計画工房(東温市)で進めており、今後8〜9月の着工を目指して施工者を検討する。
鷹子町736ノ1ほかの鷹の子温泉跡地約1万2000平方bに入浴施設とホテルを併設するもので、施設名称は温泉施設が「たかのこの湯」、ホテルは「たかのこのホテル」。
規模はホテルが鉄筋コンクリート造6階建て延べ2978平方b、客室数は88室程度(シングル64室ほか内訳を検討中)で、1階にレストランを設ける。入浴施設は鉄筋コンクリート造平屋約1500平方b。1日1200〜1300人が入浴できる源泉かけ流しの大浴場と飲食店を設ける。両施設は1階連絡通路で結ぶ。温泉施設の建物はアワビをモチーフとした曲線を生かした貝型の個性的な形状で、屋根は銅板葺き、外壁はタイル張りにする予定。
今後、7月上旬までボーリング調査を進め、源泉の温度によってボイラーのタイプ・能力などを検討する。来春のオープンを予定している。