東北地方太平洋沖地震の被災地から京都市災害対策本部に支援物資の要請を受け、潟Aーキエムズ(京都市中京区)らから預託のあった支援物資の自転車250台を積んだトラックなど11台が3月31日、京都市役所前広場から宮城県仙台市若林区及び石巻市に向け、出発した。
支援物資は、震災以降、潟Aーキエムズ(京都市中京区)150台(耐磨耗タイヤ)、財団法人京都市都市整備公社100台(一般的自転車)の計250台の自転車を市に預託。市は被災地からの要請を受け、東北地方太平洋沖地震の被災地に支援物資の搬送を社団法人京都府建設業協会京都支部(小ア学支部長)に依頼。同協会は4tトラック9台に加え、会員企業の葛g川組(京都市右京区)らから運転手16人を含め無償で提供した。
当日は、同協会京都支部青年部ら12人が、自転車の積み上げ作業に協力。京都市中京区の京都市役所前広場で開かれた出発式では、門川大作京都市長はじめ、由木文彦副市長、社団法人京都府建設業協会の岡野益巳会長、同京都支部の井上準二副支部長らが列席する中、門川京都市長が挨拶に立ち、「被災地からの要請を受け、預託を受けた自転車を被災地に送る。12時間の道のりを安全運転で送り届けてほしい」と激励した。
なお、支援物資の搬送スケジュールは、3月31日宮城県入りし、車中泊した後、4月1日朝に仙台市若林区に自転車50台(耐磨耗タイヤ)、石巻市(河北総合支所)に200台(耐磨耗タイヤ・一般)が届けられ、4月1日深夜に京都市に帰着する予定。 |