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建通新聞社(神奈川)
2011/03/30

【神奈川】横浜市 定期登録者数を公表 300社以上増加

 2011・12年度の横浜市の公共工事に参加する定期登録業者数(入札参加資格者)が、前回登録分(09・10年度)から327者(13・5%)増え2755者となった。市外業者が184者、準市内業者が71者、市内業者が72者それぞれ増加した。市は、07・08年度の工事登録者数が2893者だったことから、前回(09・10年度)の登録数が減ったのは、経審改正と重なったことの影響と見ており、当時、登録できなかった企業が今回登録したため増加に転じたようだ。
 業種別では、格付け等級のある7業種のうち、上水道の市内業者を除いたすべてで前回より増加した。
 11・12年度に横浜市が発注する工事の入札に参加できる事業者の内訳は、市内が1498者(前回1426者)、準市内が440者(同369者)、市外が817者(同633)。前回と比べ市外業者が大きく増えている。
 工事・工種別では、上水道の市内業者数が前回に比べ41者減となり準市内・市外を合わせても36者減となった。そのほかは、土木54者増、ほ装31者増、造園12者増、建築58者増、電気96者増、管66者増と6工種すべて増えている。
 一方、前回110者減少した設計・測量などの委託業務の登録業者数についても前回登録分から135者増え1407者となった。