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建通新聞社四国
2011/03/29

【徳島】上期中に基本設計外注 鳴門第一中改築

 鳴門市は、老朽化している鳴門第一中学校について当初考えていた補強改修方針を変更し、改築することに決定した。このため当初予算に委託料1600万円(基本設計など)を計上。今後、基本設計の委託方法を検討し、2011年度上期中に外注する。実施設計は12年度となる見込みで、工事は13年度となる予定。
 現校舎の建物は昨年、耐震改修する方向で設計を進めてきたが、積算していく中で内・外からの補強費と改修費、仮設校舎費などに多額の費用が必要となることが分かり、耐用年数などを考慮した結果、改築することにした。
 新校舎の規模は、将来的な生徒数などから現在よりも小さくなる予定。
 既存校舎の規模は、鉄筋コンクリート造2〜5階建て延べ約1万0400平方b(完成年で分けると1836平方b・1968年、2137平方b・69年、1069平方b・76年、1907平方b・78年、2612平方b・80年)。体育館は同造3階建て延べ1833平方b(71年)。古いものは、建築から42〜43年が経過している。
 10年より進めていた校舎補強改修設計は、附属建物を含めて普通教室棟・延べ3973平方bを松村建築計画研究所(鳴門市)、特別教室棟・延べ6708平方bを宮建築設計(徳島市)が担当していた。
 所在地は撫養町南浜字浜田。