11日に発生した「東日本大震災」により、千葉県は各地で甚大な被害を受け、さらに「津波」では、旭市や周辺地域において大勢の犠牲者が出た。
施設の被害は、津波による家屋や道路、堤防等の公共施設の損壊、地震での東京湾臨海部地域の液状化現象による水道管破損、公園の園路破損をはじめ、道路の段差・亀裂・陥没・液状化、河川の護岸倒壊や河道閉塞、堤防の亀裂・傾斜・沈下、海岸の護岸損傷、急傾斜地の法面崩壊、港湾の液状化によるクラック、防波堤の不等沈下、流域下水道の管渠及び処理場での放流渠吐口部ブロックの沈下・破損など、枚挙にいとまがない。
現在、県内各地では、行政の指揮のもとで建設業団体が中心となり、道路や水道ライフラインなどの復旧活動が昼夜を問わず、不眠不休で行われている。