建通新聞社四国
2011/03/15
【高知】新弓道場建設の設計へ 県教委
高知県教育委員会スポーツ健康教育課は、2011年度当初予算案の中でスポーツ施設の整備として、弓道場整備実施設計などに4562万円、県立武道館空調設備工事に5264万円、高知市が整備する高知球場夜間照明事業補助金に1億4590万円を計上している。
新弓道場は、11年度に施設などの実施設計、地質調査、公共残土の受け入れおよび土地造成工事などを行う。本体工事は12年度になる。詳細規模などは未定だが、近的場が5人立2面、遠的場が3人立2面の射場施設を想定している。建物は平屋一部2階建て(長さ約82b、幅50b)で1階が射場、2階部分が会議室で災害時には100人程度の避難所になる。造成面積は約6000平方bを想定している。建設場所は、高知市高嘯フ高知市が整備する弥右衛門公園予定地の約4f内。13年に高知で開催する第26回全国健康福祉祭(ねんりんピック)の弓道競技に備える。
高知県立武道館空調設備工事は、空調設備の整備で、早期発注を予定している。内容は、電気設備工(内エレベーター)、機械設備工(電気設備工事含む)。武道館は鉄筋コンクリート造4階建て延べ約2000平方b。設計は常石設備設計室(高知市)が担当。
高知市が整備する高知球場(大原町)ナイター照明設置は、県が補助金を負担し、高知市が4月早々に一般競争入札で公告、7月の着工を目指す。設計・施工一括発注方式を採用する方針。工事は球場に6基の照明灯、自家発電装置設置など。照明灯は外野に4基、内野に2基設置する予定。平均照度は内野1500ルクス以上、照明均彩度0・75以上、外野は平均照度800ルクス以上、照明均彩度0・65以上。球場は両翼96b、センター
121b。6000人収容。性能発注仕様書作成は、みやび設計(高知市)が担当。