結城郡八千代町(大久保司町長)は、2011年度当初予算案を公表した。主な事業としては、一級町道8号線の道路改良工事に約1億円、同2号線の道路改良工事に3500万円を盛り込んだほか、町内全域を対象とした一般町道の舗装工事に1011万円を計上した。また、特別会計では、公共下水道事業の管渠工事費を約9000万円とした。
一般会計は、前年度と比べて0・5%減の68億6600万円。普通建設事業費は4億7500万4000円とし、前年度から41・5%の増額となった。
道路整備関連では、1級町道8号線(若〜東蕗田)の道路改良工事や用地補償、鑑定評価などに1億530万円を配分。整備延長は2280m程度を予定している。
同2号線(若〜菅谷)には3500万円を盛り込み、延長300mの道路改良工事を進めていく。また、用地補償や物件算定なども実施する。
このほか、町道の排水整備事業には440万円(L220m)、法止整備事業には200万円(L90m)を設定した。
教育費をみると、安静小学校の体育館照明設備の改修などに132万5000円、総合体育館の暗幕設備の改修に270万円、中央公民館の空調設備および照明調光器の改修に139万円を計上。給食センターの改修には341万4000円を配分し、給湯用配管やブローバルブの交換などを行う。
特別会計の公共下水道事業では、中央地区の汚水管渠布設工事(推進158m、開削353・5m)、蕗田地区の汚水管渠布設工事(開削240m)、東蕗田地区の汚水管渠布設工事(開削205m)を進めていく。
また、中央土地区画整理事業の第1工区区画道路築造工事には1180万円を充て、延長約340m(W6〜12m)の整備を実施する。第2工区では延長180m(W6〜9m)の区画道路築造工事を計画しており、工事費は1500万円とした。
提供:日本工業経済新聞