北千葉広域水道企業団(松戸市七衛門新田540−5、岡本正和企業長)は、2011〜20年度の10か年を計画期間とする第13次経営計画をまとめた。計画期間内の事業費は、高度浄水施設建設事業に279億1300万円、施設更新工事に183億6700万円、その他建設改良工事に22億2500万円などを見込む。またバックアップ機能強化事業として、事業費43億200万円で調整池増設事業、事業費42億3500万円で導水管二条化(耐震化)事業を実施する。
経営計画は、@中長期的視点に立った財政運営の堅持A効率的な経営の推進B給水料金の安定維持−の3つを経営方針とし、この経営方針に基づき、@既存施設の現況に即した保全工事及び更新工事の計画的な執行A高度浄水施設の2014年度供用開始に向けた所定の工事の着実な執行B調整池の増設及び導水管二条化(耐震化)等バックアップ機能強化策の適切な執行−の3項目を重点施策として取り組む。
計画期間内の財政支出は、収益的支出に1010億3200万円、資本的支出に873億4800万円の合計1883億8000万円を見込む。