建通新聞社四国
2011/03/01
【高知】地域活性化交付金に24億 県の2月補正案
高知県は、経済対策と財政の健全化をポイントおいた2010年度一般会計2月補正予算案を公表した。経済政策では、地域活性化交付金を活用した事業に24億1000万円。そのうち普通建設事業費は15億3000万円、普通建設事業費(産地災害防止事業費などの県単独)の積み増しに12億2000万円、道路の維持修繕など住民ニーズにきめ細かに対応できる「地域の安全安心推進推進事業費」などの維持修繕費の積み増しに26億500
0万円を計上した。
また、財政健全化の主なものは、中山間地域生活支援総合事業費に1億6400万円、新図書館など整備事業費に1億3300万円、河川改修に1億1000万円などを計上。なお、予算規模は、16億3944万円(前年度同月比11・8%)の減額となっている。
経済対策の主な概要は次の通り。
【県経済の浮揚】
▽漁港施設等整備事業費─1億0400万円▽きめ細かな林内路網整備事業費─7200万円▽きめ細かな林道整備事業費─1億2900万円など
【地域ニーズに対応した社会基盤整備】
▽地域の安全安心推進事業費─21億円▽河川改修費─6億6200万円▽道路維持管理費─3億2000万円など
【教育環境等の向上】
▽学校施設等整備費─1億3500万円▽都市公園単独事業費(のいち動物公園)─6000万円▽新図書館など整備事業費─1億3300万円など
【県民の安全・安心の確保】
▽砂防単独事業費─7000万円▽山地災害防止事業費─3億円▽社会福祉施設等設備整備事業費─9000万円▽消費生活センター改修費─500万円など
【横断的な取り組み】
▽中山間地域生活支援総合事業費─1億6400万円▽地域の交通安全維持支援事業費─3800万円