23年度当初予算案に警察官待機宿舎整備費として、1億6350万円を計上した京都府は23年度、西陣待機宿舎の建替えに伴う解体工事及び基本・実施設計に着手していく。
同事業では、昭和41年に建築され、老朽、狭あい化が著しい西陣待機宿舎(京都市上京区上長者町通裏門東入須浜町)を建替え、突発事案に即応できるように必要な集団警察力の確保を図るもの。
既存施設はRC造4階建3棟、延2800uで、72戸(1棟あたり24戸)を備えている。23年度は解体工事と基本・実施設計に取り掛かる。建築工事については、24年度を予定。25年度中の宿舎完成を見込んでいる。
現段階の整備構想では、現宿舎よりも規模を大きくしたRC造5階建程度で、総延2800u以上を確保していきたい考え。一方、住戸については、既存施設の72戸より縮小させ、狭あい化の改善をさせていく模様だ。 |