(社)千葉県空調衛生工事業協会(下福康之会長)の主催による「2010年度労働安全衛生研修会」が18日、千葉市内のホテルポートプラザちばで開かれた。同協会員の工事無災害を目指し、県などから講師を招いて10年以上にわたり毎年開催しているもので、会員ら40人余が参加。
講義に先立ち、主催者を代表してあいさつした下福会長は、「働く方々の職場での安全を確保し、健康で安全に働ける現場を実施するのは事業者の責務であり、また、担当する責任者の義務であると言われる。安全なくしては、正当な品質管理や生産は出来ない」と述べたうえで、「我々が対応する建築設備については、特に足場の転落が多いと聞く。本日は県発注工事におけるルールをはじめ、具体的な災害事例などを説明頂く。なお一層の快適な職場づくりに努めて頂きたい」と呼びかけ、あいさつとした。