北海道建設新聞社
2011/02/21
【北海道】岩見沢市生涯学習センターのPFI企業グループ決まる
岩見沢市は18日、PFIによる総合評価一般競争で入札した「生涯学習センター整備事業」の落札者を、ときめき岩見沢グループに決定したと発表した。代表者は一般社団法人ときめき岩見沢、構成企業は高田建築設計事務所(本社・札幌)、カツイ(本社・岩見沢)、タカサキ電設(同)、道央興産(同)の4社。落札額は42億6619万2338円。市は落札者が設立する特別目的会社(SPC)と3月下旬にも本契約を結ぶ。
同日開かれた市議会総務常任委員会で報告された。PFI事業は2グループが資格審査を通過したが、ときめき岩見沢グループのみが入札に参加。今月7日に開札し、適格審査の結果、同グループに決めた。予定価格は42億7240万4000円だった。
懸案となっていた建設地は、岩見沢市4条西1丁目ほかの旧丸善三番館岩見沢店跡地を計画する。
同グループの事業計画によると生涯学習センターの規模は、RC造、地下1地上5階塔屋1階、延べ8817m²。1階は多目的ホール、2階は研修室などの諸室を設け、3階に音楽室や軽運動場、4階にアリーナ、5階に武道場をそれぞれ配置する。
事業契約期間は、3月の本契約後から2028年3月までの17年間。設計と施工を4月から13年3月までの2年間で実施する予定だ。