建通新聞社四国
2011/02/04
【香川】3分割で10日に公告 統合新善通寺病院
国立病院機構は、10日に善通寺病院の統合新病院建設の一般競争入札に伴う公告を建築、電気、機械の3分割で行うもよう。入札は3月30日を予定しており、2014年1月末までの完成を目指す。
香川小児病院を統合して高度で専門的な医療病院として全面改築するもの。公表によると新病院の規模は、免震構造の鉄筋コンクリート造で本館棟が7階地下1階建てで延べ約5万3800平方b、設備棟が平屋で約290平方b、レストラン棟が2階建て延べ約600平方b。屋上緑化を取り入れている。既存施設の解体撤去も含まれており、規模は延べ約2万平方b。設計は山下設計(東京都中央区)が担当した。
床数は687床で一般452床、重症心身障害215床、精神20床。臨床研究、教育研修、情報発信機能を持ち、重症心身障害児(者)に対する医療・療育の機能も備えた施設となる。外来規模は一日平均1000人程度を見込んでいる。
建設地は善通寺病院(善通寺市仙遊町2)の西側の駐車場部分で、既存施設跡地は駐車場として整備される。