日刊建設工業新聞
2011/02/04
【烏取】国立病院機構11年度早々に建築主体はWTO対象/鳥取医療センター病棟新築7452uや改修
国立病院機構は、鳥取市三津876地内の鳥取医療センター病棟を更新新築する。2011年度初めに建築・電気・管に3分割して一般競争入札する。建築主体工事はWTO(政府調達対象)で外国企業の入札参加も可能となる。また、電気設備と機械設備は、詳細条件審査型総合評価方式による一般競争入札とする。
工事の規模は、病棟新築が重心棟(鉄筋コンクリート造4階建て延べ5367平方b)、機能訓練棟(鉄骨造平屋建て延べ588平方b)、医療観察病棟(鉄筋コンクリート造平屋建て延べ1497平方b)。改修するのは第9・12病棟(鉄筋コンクリート造4階建てのうち、1階の延べ1881平方b)。解体工事は現行病棟のうち鉄筋コンクリート造平屋建て5747平方bで、工事全体の工事期間として約2年間を予定している。
電気設備工事、機械工事とも新年度の早い時期に別途発注、詳細条件審査型の一般競争入札とする。
基本・実施設計は東畑建築事務所(大阪市中央区伏見町)が5134万5000円で昨年3月に受注完図しており、工事監理も担当する。また準備工事として保育所新築・旧施設と宿舎解体・駐車場舗装約3000平方bは八幡コーポレーションが6352万5000円で受注している。