筑西市公園街路課は、高校野球の公式試合が開催可能な野球場の建設に向け、新年度から基本構想および基本設計に着手する。早ければ2012年度中にも一部工事に着手したい考えで、14年度の完成を目指す。建設場所は下館運動場(上平塚地内)を予定しており、建設費は合併特例債を活用する。新年度には整備にかかわる検討委員会を立ち上げ、規模や事業費について協議していく。
建設予定地は、上平塚地内の下館総合体育館南側、市開発公社が所有する約21・6haの一部。規模は未定だが、高校野球の公式試合やライブコンサートなどが開催できるものを想定しているもよう。
同課によると、この事業は11年度から14年度までの4カ年計画で進めていくという。新年度当初予算に基本構想および基本設計費を計上し、12年度中には実施設計をまとめ、順調ならば同年度中に外周道路などの一部工事に取り掛かる見通し。野球場の建設工事は13・14年度の2カ年で行う。
新年度には識者などで構成する「市民運動公園野球場整備検討委員会」を立ち上げる。規模や配置、事業費などはその中で協議していく。事業については合併特例債を活用する予定。
提供:日本工業経済新聞