建通新聞社四国
2011/02/01
【愛媛】初弾工に着手 和泉地区電線共同溝
国土交通省松山河川国道事務所は、国道56号で計画している和泉地区電線共同溝整備の初弾工に着手する。入札参加要領は近く公示し、2011年度に工事を本格化させる。
計画区間は、松山市小栗5丁目の小栗交差点から、南へ和泉北2丁目の和泉交差点までの、延長約800b。道路両側の歩道下に共同溝を設置する。共同溝には、電力と電話の幹線のほか、ケーブルテレビや有線放送の通信線などが通ることになる。設計は四電技術コンサルタント(松山市)が担当。
近く発注する初弾工は、小栗交差点側の延長140b(両側で280b)を予定。この区間北側の藤原、一番町、東堀端、南堀端、千舟、本町地区はすでに整備が完了している。
同事務所では、11年度も引き続き工事を延伸させ、13年度までの3カ年で事業完了を目指す方針。
また国道11号の小坂地区(小坂交差点〜中村1丁目交差点)でも電線共同溝整備を計画しており、事業化に向けて今後協議を進めていく考え。計画延長は700b。設計は四電技術コンサルタントが担当。