建通新聞社四国
2011/01/28
【愛媛】3月末までに設計者 松山医師会館一部移転
松山市医師会(松山市柳井町2ノ85、須賀博文会長)は、同所の医師会館の一部移転を計画しており、現在デザイン提案などを設計事務所8社(県内4社、県外4社)に依頼している。近く案を徴集し、プロポーザル方式で3月末までに設計者を決定したい意向だ。 会館移転先は松山市藤原2丁目のJT松山工場跡地で、すでに大型スーパーや家電量販店、マンション、金融機関店舗などが建ち並ぶ敷地内南東部の一角。新会館は延べ床面積で3300平方b程度を確保し、現会館にある医師会事務局や成人病センターの機能を移すほか、最大で約250人を収容できる会議室の設置などを想定している。
同医師会では、2011年中をめどに実施設計を完了させ施工業者を決定。12年末の完成を目指したいとしている。今後設計作業を進めながら施工業者の選定方法を煮詰めていく考えだ。
新会館完成後、現会館の2棟の建物のうち松山看護専門学校棟は残し、成人病センター棟を取り壊すが、跡地の利用方法については未定としている。