京都府産木材認証制度運営協議会(堀井誠史会長)は22日、京都府産木材専用共同展示施設(京都市南区吉祥院三ノ宮町1)のオープンを記念して、オープニングイベントを開催。会場には関係者ら約40名が駆けつけた。
同協議会は、京都府地球温暖化防止活動推進センター(中京区柳馬場通二条上ル六丁目283−4)が事務局を務め、京都府産木材認証制度に登録を受けている府内及び他府県業者約250社が参画し、京都の木材の特徴を活かしつつ、地域木材をより安定して供給し、京都の森林が豊かになる様々な事業を展開している。
同事業では、その一環として、林野庁の「平成22年度住宅分野への地域材供給シェア拡大総合対策事業」による助成を受け、1月〜3月までの期間、展示施設をオープン。展示施設には16社の事業者がブースを出し、柱など住宅建築用構造材から絞り丸太や家具まで様々な製品を展示している。
オープニングイベントの冒頭、堀井会長は「同協議会は民間とは違い、NPO法人が進めている。出展の16社のみならず、協議会に加盟の250社が一丸となって木材利用を呼びかけていきたい」と挨拶した。
続いて来賓の京都府農林水産部林務課の今尾隆幸理事が「府ではあらゆる場で、府内産木材の利用促進を呼びかけている。この施設がオープンしたことによってさらに流通が拡大していくことを願っている」と祝辞を寄せた。
最後に除幕式が行われた後、訪れた約40名の関係者らは会場内を見学して回っていた。 |