建通新聞社四国
2011/01/21
【愛媛】19校の診断に着手 県立学校校舎等耐震化
愛媛県教育委員会高校教育課は、県立学校校舎等整備事業で、新たに新居浜東高校普通教棟など19校20棟の耐震診断に着手する。
耐震診断で補強が必要とされた施設については、続いて補強設計も行う。業務は2〜3棟ずつに分けて外注される見込みで、いずれも業務が本格化するのは2011年度に入ってとなるもよう。
対象となる19校20棟のうち、普通教棟は新居浜東、みなら特別支援、松山聾の3校、本館は新居浜西、小松の2校、特別教棟は三島、西条農業、宇和、大洲農業、松山東(2棟)、松山盲の6校、体育館は松山工業、宇和島南中等教育、大洲、新居浜工業、今治西、野村、今治工業、八幡浜工業の8校。
委託費は12月補正予算に高等学校整備費として1億3090万円、特別支援学校費として2310万円を計上している。
補強工事は鉄骨ブレースやコンクリート壁の設置、コンクリート回し打ちによる柱補強など、対象施設ごとに適した工法を組み合わせて行う方針。