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建通新聞社（静岡）
2011/01/21
【静岡】県 総合評価方式で外野スタンド改築実施設計を公告、本体工事費約25億円見込む、早ければ11年度のシーズンオフにも着工へ
静岡県は、草薙総合運動場硬式野球場（通称・静岡草薙球場）の外野スタンド改築に伴う実施設計を総合評価落札方式で公告した。２００９年度に実施済した基本設計を踏まえ、外野フィールド部の拡張計画や新設外野スタンドの詳細規模を固める。約25億円の本体工事費を見込んでおり、順調なら11年度のシーズンオフに当たる10～11月以降に本体着工する（公告情報の詳細は19日付け６面に掲載）。
整備方針として、フィールドの拡張に伴い、外野スタンド（鉄筋コンクリート造平屋４０７３平方㍍）と外野切符売り場（64平方㍍）を改築。観客席を現状の芝生席（盛土構造）から、イス席と立見席に全面改修する。
既存の外野フェンスは撤去した上で、７～８㍍程度後方に再設置。本塁～両翼間で98㍍以上、本塁～中堅間で１２２㍍以上の広さを確保する。改修によって、球場の収容人員を増員させる（現在３万人）。
今回の実施設計では、新スタンドの規模や整備手法、施工スケジュールの詳細を固める。具体的には、基本設計で策定した改修計画に沿って、①新外野スタンド（鉄筋コンクリート造３階建て延べ６４７９平方㍍）の施工計画②外部水路の切り回し部分のボックスカルバート敷設計画③既存建物の解体計画－をそれぞれ策定する。10年度当初予算には設計委託費４８００万円を計上していた。
県では09年度、佐藤総合計画静岡事務所（静岡市葵区）に基本設計を委託。球場の全体的な規格アップに向け、大型映像装置付きの電光掲示板の設置や、グラウンドの全面人工芝化（現在は土と天然芝で構成）など大幅な改修計画も検討してきた。
実施設計の委託期限は３月18日まで。野球がシーズンオフを迎える11年度の第３四半期にも工事発注したい構え。
現在の球場は、ホームベースから外野フェンスまでの距離が、両翼91㍍・中堅１１５㍍の広さで、プロ野球などを開催する上では狭さが指摘されてきた。そこで、公認野球規則に沿って、レフト・ライト共にホームベースから両翼までの距離を98㍍以上、中堅までの距離を１２２㍍以上に拡張するもの。
所在地は静岡市駿河区栗原19ノ１。
建通新聞社 静岡支社
整備方針として、フィールドの拡張に伴い、外野スタンド（鉄筋コンクリート造平屋４０７３平方㍍）と外野切符売り場（64平方㍍）を改築。観客席を現状の芝生席（盛土構造）から、イス席と立見席に全面改修する。
既存の外野フェンスは撤去した上で、７～８㍍程度後方に再設置。本塁～両翼間で98㍍以上、本塁～中堅間で１２２㍍以上の広さを確保する。改修によって、球場の収容人員を増員させる（現在３万人）。
今回の実施設計では、新スタンドの規模や整備手法、施工スケジュールの詳細を固める。具体的には、基本設計で策定した改修計画に沿って、①新外野スタンド（鉄筋コンクリート造３階建て延べ６４７９平方㍍）の施工計画②外部水路の切り回し部分のボックスカルバート敷設計画③既存建物の解体計画－をそれぞれ策定する。10年度当初予算には設計委託費４８００万円を計上していた。
県では09年度、佐藤総合計画静岡事務所（静岡市葵区）に基本設計を委託。球場の全体的な規格アップに向け、大型映像装置付きの電光掲示板の設置や、グラウンドの全面人工芝化（現在は土と天然芝で構成）など大幅な改修計画も検討してきた。
実施設計の委託期限は３月18日まで。野球がシーズンオフを迎える11年度の第３四半期にも工事発注したい構え。
現在の球場は、ホームベースから外野フェンスまでの距離が、両翼91㍍・中堅１１５㍍の広さで、プロ野球などを開催する上では狭さが指摘されてきた。そこで、公認野球規則に沿って、レフト・ライト共にホームベースから両翼までの距離を98㍍以上、中堅までの距離を１２２㍍以上に拡張するもの。
所在地は静岡市駿河区栗原19ノ１。
建通新聞社 静岡支社
