県桐生土木事務所は、3月19日に全線開通する北関東自動車道・太田藪塚インターチェンジへのアクセス道路として、主要地方道大間々世良田線バイパスの整備に取り組んでいる。
同バイパスは、太田市大原町地内の主要地方道桐生伊勢崎線との交差部から北へ進み、JR両毛線、国道50号と直角で交差し、国土交通省高崎河川国道事務所が計画している国道50号・前橋笠懸道路へと接続させる道路で、L3400m、W22・75m(両側歩道W3・5mずつ)で計画している。
このうち、太田市内の延長がL460m、みどり市内の延長がL2940mとなっている。JR両毛線とは跨線橋を整備し立体交差とし、現道の国道50号とは平面で交差させる計画。県桐生土木事務所が担当するみどり市内では、途中まで市道を拡幅する形で既存道路の活用を図る。
2009・10年度の2カ年で設計に着手しており、本年度は設計に基づいて用地・建物調査に取り組んでいる。11年度から用地買収や建物移転補償が本格化することになりそうだ。
同事業は、みどり市から太田藪塚ICへのアクセス性向上を図るとともに、自歩道を整備し安心して自転車・歩行者が通行できるようにするために事業化された。09年度から着手しており、事業完了は17年度を予定している。総事業費には約65億円を見込む。
提供:群馬建設新聞