トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2011/01/07

【高知】公募型プロポで一両日中 県の新資料館設計

 高知県文化生活部文化・国際課は、新資料館基本構想を2010年末までに丹青社・ハウジング総合コンサルタント新資料館基本構想策定委託業務共同企業体でまとめた。県はこれを受けて、12月補正予算で可決した新資料館基本設計を公募型プロポーザル方式で一両日中に公示する。
 想定される規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ約5000平方b。1階が事務室、会議・応接室、喫茶室、交流スペースなど、2階が展示室、研修室、映像コーナーほか、3階が収蔵庫、調査研究室など。周囲の景観に配慮した、大名家資料を中心とする資料館にふさわしい外観を備える。
 今回の基本設計を8カ月間の納期で外注し、完了後に実施設計に入り、早ければ13年度中に建築、展示、外構工事などを発注する予定。開館は14年度末ごろになる見込み。
 建設候補地は高知市追手筋の高知財務事務所跡地とJA高知信連(財務事務所東、南側駐車場)のスペース約4000平方bが整備可能時期が最も早く、設計の自由度も最も高いという意見で固まりつつある。