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建通新聞社四国
2010/12/21

【香川】発注作業に着手 水晶滝川の通常砂防

 香川県河川砂防課は、通常砂防事業の水晶滝川(東かがわ市)で用地買収・補償がほぼまとまったため今後、発注作業に入る。2010年度は工事用道路を整備し、11年度から堰堤工に着手する方針。また10年度着工に向けて予算措置をしている西地上北川(高松市)など7渓流では、引き続き用地買収・補償を進めており、まとまり次第発注作業に入るが時期は流動的。
 水晶滝川(東かがわ市水主)は、堰堤2基の建設が計画されており、概要は高さ14・5b、延長44b、2990立方bと高さ11・5b、延長68b、3500立方b、設計は復建調査設計が担当した。
 用地買収・補償を進めている7渓流は、西地上北川(高松市塩江町)、西脇川(坂出市王越町)、神谷川(坂出市神谷町)、坂口川(観音寺市大野原町)、上の山川(同 豊浜町)、円命寺川(三豊市詫間町)、中徳下川(高松市塩江町)。
 用地買収・補償がまとまり次第、工事用道路や砂防堰堤の発注作業に入る。
 7渓流の堰堤の概要は、西地上北川が高さ7・5b、延長28・4b、700立方b、設計は香川設計センターが担当した。
 西脇川が高さ12・5b、延長90b、4200立方b、設計は香川設計センターが担当した。
 神谷川が高さ14・5b、延長71b、4339立方b、設計は日建技術コンサルタントが担当。
 坂口川が高さ10b、延長47b、1446立方b、設計は四電技術コンサルタントが担当した。
 上の山川が高さ8・5b、延長38・7b、1014立方b、設計はエイト日本技術開発が担当した。
 円命寺川が高さ11b、延長79b、4210立方b、設計は復建調査設計が担当した。
 中徳下川は全体計画2基のうち1基が完成。2基目の堰堤建設に向けて用地買収を進めている。規模は高さ7・5b、延長44・5b、1124立方b。設計は東洋コンサルタントが担当した。