建通新聞社四国
2010/12/21
【徳島】今月中にも公告 末広・住吉高架橋整備
徳島県は、徳島東環状線の末広・住吉高架橋(仮称)でP32〜33間の上部工およびGランプの発注を一般競争で執行するため、12月中にも公告する予定。現在、P33〜34上部工や擁壁工などの施工を進めており、2012年春の東環状大橋(仮称)完成に合わせ、今後も工事の進捗を図っていく。
概要は、P32〜33部分(1径間)がPRC連続ラーメンA主桁橋(橋長42・7b)+南側からの出口となるEランプで、施工中の上部工(P33〜34)南側に架設する。この工事は、PRC橋上部工(12)として発注。工期は約12カ月。北行き入口のGランプは、PRC3径間連続中空床版橋(橋長99・5b)。同(13)として発注となる。工期は約8カ月。建設地は徳島市住吉6丁目。
同高架橋の全体計画は、橋長1613b。徳島市末広2丁目の末広大橋北詰から同市住吉6丁目の東環状大橋(仮称)を結ぶ本線4車線(幅員18・9〜34・9b)のバイパスとして整備を進めている。上部工は、P24〜31、P37〜43までが施工済み。P43以北で吉野川に渡河する東環状大橋(仮称)と接続する形となる。また、南行き出口のHランプも概成しており現在、工事用道路として資材搬入などで使用している。