建通新聞社四国
2010/12/17
【愛媛】大建設計らに委託 えひめ学園の設計など
愛媛県保健福祉部子育て支援課は、えひめ学園(新居浜市)と南予児童相談所(宇和島市)の改築を計画しており、設計などの業務を大建設計工務(松山市)らに委託した。2010年度中にも業務を完了させ、順調なら工事は11年度に発注する見通しだ。
えひめ学園改築の設計は大建設計工務、地質調査は芙蓉コンサルタント(松山市)、南予児童相談所改築の設計は松浦設計(宇和島市)、地質調査は雄新地質コンサルタント(松山市)にそれぞれ委託。
えひめ学園は、1965年に建設されたコンクリートブロック一部鉄筋コンクリート造2階建て延べ850平方bの旧本館と、72年に建設された鉄骨造平屋420平方bの旧体育館を解体し、ほぼ同じ位置に新施設を建設する。新本館は木造2階建て延べ928平方b、新体育館は同造平屋420平方b。併せて現行の炊事棟隣の空き地に鉄筋コンクリート造平屋110平方bの新炊事棟を新築するほか、既存の職員室棟(軽量鉄骨造)の1階職員室部分115平方bを間仕切り変更し、特別教室に改修する。
南予児童相談所は、69年に建設された木造2階建て延べ493平方bの現行施設を除却。跡地に木造2階建て延べ493平方bの新施設を建設する。
また東予児童相談所(新居浜市)では耐震補強を計画、耐震診断と実施設計は12月24日に入札を行って委託する。施設は、80年に建設された鉄筋コンクリート造2階建て延べ662平方b。耐震補強に加え、2階保護室の間仕切り壁の位置変更や内装改修、敷地北側法面、側溝改修も併せて行う。