建通新聞社四国
2010/12/17
【香川】一般会計137億余 県の11月補正
香川県は、国の経済対策の補正に伴い公共事業関係に30億2000万円や道路・河川改修、耐震化促進など県単独事業関係65億3900万円などを盛り込んだ総額137億0326万2000円を一般会計11月補正予算として追加した。当初からの累計は4393億7307万2000円となった。
公共事業の土木部関係では道路改良事業4カ所、道路防災4カ所、舗装補修10カ所、橋梁の補修・落橋防止11橋などの道路整備事業に6億0400万円。
本津川・綾川・大束川の3河川改修に2億8200万円、港湾関係では高松港に5万d級船舶の係留施設整備に1億2000万円のほか、白鳥港海岸の侵食対策に1億5000万円、内海港海岸の高潮対策に1億1000万円などの港湾海岸整備事業に5億1000万円を計上したほか、中新町詰田川線の電線地中化に5000万円を追加。
農政水産部関係では西讃南部大規模農道整備に1億8500万円や羽床上東地区(綾川町)のほ場整備に2億6600万円、二ノ宮地区(三豊市)・七宝地区(同)・豊浜地区(観音寺市)の3地区のため池整備などに2億2600万円などのほか、中讃南部地区(まんのう町)・内海地区(小豆島町)・さぬき南部地区(さぬき市)の3地区の中山間総合整備事業に1億1700万円を計上した。
県単独事業では、県有施設の耐震化を推進するため3億3000万円を追加し、多度津高校電子棟など8棟の耐震改修、県立武道館など6棟の耐震改修実施設計を行う。