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日本工業経済新聞社(茨城)
2010/12/15

【茨城】年度内にも本体工発注へ 事業費は3カ年で22・2億 守谷小学校改築事業 守谷市

 守谷市学校教育課は、守谷小学校校舎の改築事業で、現在は敷地の造成工事を松丸工業梶i守谷市百合ヶ丘)で、敷地内通路整備工事を巨{賀緑化土木(守谷市大木)でそれぞれ行っているほか、実施設計の策定を潟戟[モンド設計事務所(東京都渋谷区)で進めている。実施設計の策定が終了次第、本体工事にかかわる一般競争入札を公告する予定で、早ければ今年度内にも入札を執行したい考え。23・24年度の2カ年で建設工事を行い、24年度内の完成を目指す。改築事業費は総額22億2245万7000円で3カ年の継続費(22年度8億7927万6000円、23年度=8億9868万8000円、24年度4億4449万3000円)を設定した。
 
 守谷小学校の現校舎は管理・普通教室棟と特別教室棟が築後34年が経過し、老朽化に加え機能性の問題も生じているため、敷地を拡張しての改築を計画。
 平成21〜23年度までの3カ年での改築を予定していたが、既存敷地と拡張用地の間に1本の市道が通っており、この市道の取り扱いについて、地元住民とPTAで意見が分かれ、事業が中断。
 これに伴い基本設計がずれ込んだため、21年度当初予算で計上した工事の継続費(3カ年で総額19億2300万円)と造成工事費(1億4000万円)を平成21年度の最終補正予算案で皆減した。
 最終的には「市道を廃止した上で学校用地を一体的に整備する」事を決定し、迂回路を設置する事で話がまとまり事業が再開。
 潟戟[モンド設計事務所による基本設計を昨年度内に完了し、現在は同社で実施設計の策定を進めている。施設規模はW造2階建てで、延べ床面積約7400u。
 今年度は、拡張する敷地(3298・36u)内に立地している教職員住宅を解体(施工=椛蝸m〔本社=水戸市千波町〕)した後、同用地の造成工事とプール脇通路(歩行者・自転車専用道路)の整備を行う。造成工事は松丸工業鰍ェ、通路整備工事は巨{賀緑化土木が担当している。
 またプール脇通路の整備に伴い、同路線上にある体育倉庫を改築する。9月の補正予算案では工事費として283万5000円を計上した。
 本体工事は潟戟[モンド設計事務所で進めている実施設計の策定が完了次第、発注する見通しで、早ければ今年度内にも施工業者を決定したい考え。
 その後は、23・24年度の2カ年で建設工事を行い、24年度内の完成を見込む。
 事業費は3カ年(22〜24年度)継続で総額22億2245万7000円(22年度8億7927万6000円、23年度=8億9868万8000円、24年度4億4449万3000円)を設定している。


提供:日本工業経済新聞