藤岡市上日野地先の鏑川支川滝の沢で土石流対策事業を進めている県藤岡土木事務所は、主要地方道高崎神流秩父線の上下流の渓流保全工と1号堰堤上流部の付け替え道路工について、来年2月ごろにも発注したい考えだ。11月県議会に提出している補正予算案によって着手する予定。
同事業は、土石流による災害を未然に防ぐため8年度より着手してきている。砂防堰堤2基などを整備する計画で、現在2基目の堰堤整備に取り組んでいる。この堰堤工の完了後に、鮎川合流点から2号堰堤部までのL約130mの渓流保全工に着手するほか、さらに1号堰堤の上流部の付け替え道路工L約140mにとりかかる見通しだ。
このほか、23年度には本年度に着手する予定の付け替え道路工の逆側で、同じく付け替え道路工L185mにも着手したい考えだ。
提供:群馬建設新聞