建通新聞社四国
2010/12/14
【徳島】発注方法など検討 新経済C移転新築
徳島商工会議所は、徳島市南末広町に移転新築する新経済センター(仮称)の施工者選定について現在、発注方法などを含め検討を進めている。なお、実施設計は、基本設計に引き続き、剛・橘・槙野設計・監理共同企業体が担当しており、2011年2月末ごろに完了する予定。
計画規模は鉄骨造5階建て延べ約5900平方b。各フロアのレイアウトについては今後、決定していく。建設地は徳島市南末広町23ノ151の県有地5678平方bで、このうち南側の3636平方b。新センターは、中小企業の総合的な応援拠点として、ワンストップサービス機能を担う施設となる。
県では、10年度当初予算に「中小企業の総合的な応援拠点整備推進事業費」として、新経済センター(仮称)の整備に伴う徳島商工会議所への無利子貸付金4億円を計上。徳島市も同様に3億円の融資を当初予算で予算化している。順調に進めば、12年3月に完成する予定。
既存の経済センターの施設規模は、鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ8094平方bで、旧館分(1963年築)が4284平方b、新館分(71年築)が3810平方b。建築から40年近く経過し、施設の老朽化が進んでいる。
所在地は徳島市西新町2丁目。