南アルプス市(今沢忠文市長)は2日、12月補正予算案を公表した。建設関連では、古屋敷沓沢線整備費5000万円、下宮地荊沢線整備費3500万円、道水路維持補修費約1000万円、徳島堰小水力発電所整備費2500万円、櫛形総合公園整備費800万円、櫛形地区水路改修事業費3020万円などを盛り込んだ。
古屋敷沓沢線及び下宮地荊沢線の整備は、国の事業見直しにより、来年度から道整備交付金が廃止されることを受け、予算の補正を行い本年度に工事を実施するもの。古屋敷沓沢線は工事費、下宮地荊沢線は工事・土地購入・電柱移設補償費を予算化する。このほか、下市之瀬上宮地線街路事業費200万円も盛り込まれている。
櫛形地区水路の改修については来年度予定していたが、前倒しで本年度行うこととなった。今回計上したのはその工事費。櫛形総合公園整備費は、園内水路の床版工及び植栽工事費の増額。 徳島堰小水力発電所整備費は、小水力発電の水車3基(下掛式1基、水中式2基)の整備を行うもの。総事業費1億円のうち、市の負担分2500万円を今補正で予算化する。
このほかの建設関連予算は、小学校教師用教科書購入約2688万円、芦安CATV設備撤去約113万円、道路白線工事等866万円、災害復旧等(16カ所)633万円など。
提供:山梨建設新聞