建通新聞社四国
2010/12/03
【高知】新資料館設計費など計上 県の12月補正案
高知県は1日、12月県議会定例会に上程する175億4608万円の一般会計12月補正予算案を明かにした。累計では4507億3010万円となる。12月補正予算案の投資的経費は110億1931万円。補助事業費が49億7436万円、単独事業が60億4494万円。当初からの累計では931億1685万円で対前年度比は13・1%の減となっている。
主要な補正予算案としては、山内家資料を核とした歴史系の文化施設の「新資料館整備事業」に基本設計委託料553万円を含む1506万円(2011年度債務負担行為3873万円)、高知県の精神科医療を支えるために設置する「高知医療センター精神科病棟整備」補正に377万円、安芸保険医療圏における中核的な病院として整備する「安芸地域県立病院(仮称)整備」に対する基金の活用で23億4800万円。
その他の主な補正では、志国高知「龍馬ふるさと博」推進事業費に1638万円(債務負担行為3824万円)、小規模農業水利施設保全緊急対策事業に1億6600万円、きめ細かな林内路網整備事業に2億8000万円、磯焼け等沿岸域機能回復支援事業に4200万円、自然公園等施設整備事業に2612万円、地域活力基盤創造交付金事業に33億5024万円、道路・河川の整備等に29億9711万円、安全安心の施設整備事業費補助金に2680万円、私立学校耐震化促進事業補助金に2301万円、都市公園整備事業に1億6753万円、都市公園単独整備事業に2億6825万円、社会福祉施設等耐震化等臨時特例基金事業に3億6135万円(債務負担行為)、治山・砂防・海岸事業の追加に12億9258万円。