建通新聞社四国
2010/11/30
【愛媛】高架橋桁下の有効利用検討へ 松山外環状
国土交通省松山河川国道事務所は、整備を進めている松山外環状道路のインター線について、今後高架橋桁下の道路空間有効利用を検討する方針だ。
インター線は、松山外環状道路のうち、国道33号から国道56号までの延長4800b、全幅約60bを国土交通省、愛媛県、松山市が協同で整備している。
有効利用を検討する対象は、盛土工で進める一般部の2カ所(仮称・古川ランプ付近700b、仮称・市坪ランプ付近900b)を除く、橋梁部の合計3200b。高架橋桁下の空間を有効に利用するための検討で、業務は福山コンサルタント(高松市)に委託して進めている。2004年度に実施したアンケート調査の整理のほか、公共交通等利用促進施策の検討、高架橋桁下空間の整備方針の策定などを行い、納期は11年2月28日までを予定している。
アンケート調査のニーズでは、公園やゲートボール場などのスポーツ施設、駐車場などがあがっているが、松山河川国道事務所では「整備主体も管理主体も現在未定で、具体的な施設内容も今後検討を重ねていく」としている。