上野原市(江口英雄市長)は24日、22年12月補正予算案を公表した。
建設関連では、情報通信基盤整備事業工事費(1億1246万6000円)、通信指令台施設修繕費(2800万円)、児童福祉総務工事費(1519万円)、和見分校土地公有財産購入費(400万5000円)、駐車場路面整備工事費(165万円)などを主に盛り込んでいる。
このうち、情報通信基盤整備事業工事は、市内の光ケーブル整備に伴い、ONUボックスや音声端末などが未整備となっている世帯に対して、接続工事を実施するための工事費を計上。
通信指令台施設修繕は、救急消防時の連絡体制の強化のため、消防本部内において、地図データを表示できる機材を新たに導入するもの。
児童福祉総務工事は、新田河川公園修繕と、多目的広場の整備に充てられる。うち、新田河川公園修繕は、同公園内の左岸にある既存ヘリポートのスペースにおいて、草取りを行い舗装を実施する内容。また、多目的広場の整備は、大道団地にある、空きスペースを利用して、遊具やベンチ、水飲み場を設置し、子どもやお年寄りなどのコミュニティスペースを設けるもの。
さらに、和見分校土地公有財産購入費は、同分校が統廃合することに伴い、グラウンドの敷地が借地となっていたことから、市で購入することになったもの。統廃合後の同校は、地元住民の集会施設として使われる予定
だ。
同市の12月議会の開催日程については、11月29日から開会し、12月2、3日に一般質問、12月14日を最終日とする。
なお、今補正では、一般会計に3億8442万5000円を追加し、当初からの総額を、111億9558万1000円とした。
提供:山梨建設新聞