京田辺市は、JR京田辺駅南側の信楽街道踏切への歩道の設置について、西日本旅客鉄道梶iJR西日本)との協議をこのほど終え、23年度中に工事が始まる見通しとなった。
JR片町線と信楽街道(市道草内薪線)が交差する信楽街道踏切は、幅員が約8mで車道2車線の踏切だが歩道が未設置の状況。JR京田辺駅の南側に位置し通勤・通学者の通行も多く地元から歩道設置を求める要望があり、歩行者等の交通安全対策が長年の懸案事項となっていた。そのため同市は、歩行者等の安全確保を図るため歩道設置の具体化に向け、22年度当初予算で概略設計費を確保し、JR西日本と協議を進めていた。
このほど協議が終わり、踏切を拡幅整備し両側に歩道を設置することとなった。軌道敷内であることから、工事に際しては同市とJRが工事協定を締結する。JRが工事を発注する。同市は23年度当初予算に関連費用を盛り込むとみられる。
概略設計はジェイアール西日本コンサルタンツ(大阪市淀川区)が担当。 |