JR山陰本線千代川駅の東側に位置する旧亀岡市立自動車学校跡地について、亀岡市は住宅開発を基本に活用の検討を進めている。市は実施手法を検討中で年度内に決める方針だ。
19年3月に閉校した亀岡市立自動車学校(亀岡市千代川町今津3丁目4−11)の跡地は約1万3000u。用途地域は第1種住居地域で、建ぺい率60%、容積率200%。周辺は大半が戸建て住宅で高層マンション(メディアス亀岡3番館)もある。
市は大規模な未利用地である旧自動車学校跡地を住宅地として活用していく方針。実施手法については、一般競争による売却案、土地活用の提案を募るコンペ案などが検討されている。今後関係機関とも協議を進め、市は年度内に実施手法を決める方針。
なお15年度に(財)亀岡市住宅公社は、亀岡市千代川町千原2丁目及び今津3丁目地内の公社所有地について、公募方式によるコンペを実施。戸建て分譲用地として宅地造成する事業を行っている。
市は将来的に最寄り駅となる千代川駅の駅東広場の整備を構想しており、具体化すれば利便性が向上して住宅地としての魅力も増しそうだ。 |