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建通新聞社四国
2010/11/12

【徳島】月内公告へ準備 中央テクノスクール本館

 徳島県は、徳島・鳴門の両テクノスクールを統合して整備する中央テクノスクール(仮称)本館棟新築建築の入札を一般競争で予定しており、11月にも公告するため現在、準備を進めている。本館棟は、初弾となる工事で2013年4月開校に向け今後、整備を促進していく。
 中央テクノスクール(仮称)は、徳島市南末広町の県公共事業代替用地(敷地面積約2万7000平方b)に新築するもの。本館棟の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ約1650平方b。このほか、実習棟4棟(電気・理容美容科棟、土工技術科棟、金属技術科棟、機械技術科棟)、多目的ホール(体育館)、在職者訓練棟(教室、実習室)など計7棟を整備。多目的ホールは、シアター方式で300人、机使用で200人が収容可能。在職者訓練棟は、事業主が社員訓練などを行う場として提供する。総延床面積は6875平方b。
 同スクールは、21世紀型職業訓練施設として時代に応じた訓練内容で産業界との連携・支援を図っていくことにしている。本館棟以外は11年度以降に着手する予定。多目的ホール、在職者訓練棟などについては完成後、先行供用する方針。
 事業費は、9月補正予算で5000万円を計上。10、11年度の2年間の債務負担行為を設定しており、11年度分が14億6800万円、全体で15億1800万円。
 これまでに進めてきたゾーニングや施設規模などの基本構想・計画は、とくしま地域政策研究所(徳島市)、新築に伴う基本・実施設計は象企画(徳島市)が担当した。