建通新聞社四国
2010/11/05
【愛媛】10日から受付開始 県の入札参加資格申請
愛媛県は、2011・12年度建設工事等入札参加資格審査申請の定時受け付けを11月10日から始める。期限は12月17日で、12月中旬に入ってからの申請は受付窓口が混雑し、待ち時間が長くなると予想。補正個所があった場合は、定期受付期間内に受理できない恐れもあり、県は可能な限り12月上旬までに申請書類を提出するよう呼びかけている。
申請書類の提出先は、県内建設工事業者が地方局建設部や土木事務所の所管課、県外建設工事業者と測量・建設コンサルタント業者らが土木部管理局土木管理課。時間は午前8時30分から午後5時15分まで。円滑な審査の実施と受付窓口の混雑を防ぐため、県内建設工事業者の定期受付審査については予約制で実施する。申請者は、各地方局建設部や土木事務所に官製往復はがき、電子メール、窓口での直接申し込みにより審査予約を行った上で審査を受けることとなる。予約は早期に行い、遅くとも11月19日ごろまでに申し込んでほしいとしている。県外業者と測量・建設コンサルタント等については、審査予約は行わない。また審査時には、申請内容確認のため、建設業許可申請書(建設業許可証明書)の写し、直近の建設業許可申請書の控え(受理済)、直近の経営規模等評価申請書の控え(受理済)、決算変更届書(受理済直近2〜3年分・完成工事高平均年分)、賃金台帳(経審審査基準日、申請時直近)、納税証明書原本のほか申請事項を確認できる関係資料の持参を呼びかけている。
様式などは県のホームページ「えひめの土木」にも掲載。書類は、県内建設工事業者は左上1カ所で留めたもの2部を、県外建設工事業者と測量・建設コンサルタント業者らはA4の紙製フラットファイル(2穴)に綴じたもの1部を、担当職員が持参して提出しなければならない。ファイルは、県外建設工事業者は緑色、測量・建設コンサルタント業者らは赤色のものを用い、表紙と背表紙に申請の表題と会社名を記載する。
県は、定時受け付け後も随時、申請を受け付けるが、入札参加資格の付与、登録は11年5月以降になる。
提出書類は次の通り。
【県内建設工事業者】
▽建設工事入札参加資格審査申請書▽印鑑証明書(原本)▽未納がない旨の証明書の写し(納税証明書など)▽総合評定値通知書(申請日前1年7カ月以内の決算日を審査基準日として受審したもので直近のもの)の写し▽申請内容を証明する書類など(技術者の在職状況と資格を証明する書類、技術者以外の従業員の在籍状況を証明する書類など)
【県外建設工事業者】
▽建設工事入札参加資格審査申請書(県外工事)▽印鑑証明書(原本)▽使用印鑑届▽年間委任状▽建設業許可申請書別表(旧様式)▽建設業法施行令第3条に規定する使用人の一覧表の写し▽未納がない旨の証明書の写し(納税証明書など)▽工事経歴書▽総合評定値通知書の写し
【測量・建設コンサルタント業者等】
▽建設工事入札参加資格審査申請書(測量・建設コンサルタント等)▽測量等実績調書▽技術者経歴書▽現況報告書や登録証明書の写し▽印鑑証明書(原本)▽使用印鑑届▽年間委任状(入札・契約などに係る権限を支店・営業所などに委任する場合のみ)▽未納がない旨の証明書の写し(納税証明書など)