建通新聞社四国
2010/11/02
【高知】子供の家を建て替え 県福祉事業団
高知県福祉事業財団(高知市相生町2ノ8)は、県の社会福祉施設等耐震化整備事業の補助金を受けて、児童養護施設「子供の家」を建て替える。県は9月定例議会で債務負担行為として3億7222万円を設定した。
計画では、現施設の一部を取り壊して新施設を建設する。工事の入札は2011年早々を見込んでおり、2〜3月に解体し、4月から本体工に着手する。工期は10カ月間の予定。
新施設の規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ約1900平方b。1〜3人部屋を33室、小規模グループケア6人、事務室、食堂、調理室など。
この子供の家は、築41年が経過し、老朽化と耐震化の必要性から建て替える。基本的には、居室の個室化など生活環境の改善と処遇の改善を実施する。定員は70人。