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建通新聞社(静岡)
2010/10/27

【静岡】静岡市 東静岡南北幹線整備 取合部道路11年度に発注

 静岡市は、東静岡南北幹線の整備でJRを跨ぐ橋梁への取合部の道路整備を2011年度に発注する方針。また、歩道橋の設置工事を第4四半期に発注する予定。
 南北幹線の全体延長は北側の国道1号から南側の南幹線までの537b。このうち橋梁部が延長183b(橋長)で、取合部は延長354b、幅員40bを計画。南側はグランシップ前の中央線から整備するもので12年度に完成を予定している。
 歩道橋については、整備を進めている橋梁の東側に2橋(北・南側)設置する。橋梁西側の歩道橋はすでにJR東海に委託して発注済みで、東側については市が直接発注する。さらに東側歩道橋にはエレベータ(2基、北・南側)も整備し12年度に発注する予定。
 JRを跨ぐ橋梁の架設工事は10月8日から始まり、中央径間の架設を「手延べ式送り出し工法」により進めている。橋長183b、幅員24・5bの3径間連続下路式単弦ローゼ桁橋で、中央径間の橋長は80b。橋桁本体を約2カ月かけて所定の位置まで送り出し、その後約1カ月かけて所定の高さに設置する。今後、北側(橋長53b)と南側(橋長50b)の架設も進め、橋梁全体の完成は11年度末を予定している。 

建通新聞社 静岡支社