前橋市は、本年度に大手町2丁目内の旧中央公民館の解体工事を計画しているが、その発注時期については流動的だ。10月1日に公表された下期の発注予定では、第3四半期に一般競争入札となっているが、今後、国と協議を進めながら発注時期を検討していくため、年明けにずれ込む可能性もある。
同公民館の解体は、国の前橋地方合同庁舎の建設に関連するもので、公民館跡地と現在の庁舎の敷地を国と市が交換し、公民館跡地に新庁舎を建設する。土地の交換についてはすでに覚書が交わされている。
新庁舎の建設については、昨年10月の概算要求見直しで予算計上が見送られていたが、本年度の概算要求で改めて営繕関係事業として予算要求された。
公民館の規模は、RC造4階建て、延べ床面積7560・19uで、付属する建物設備の解体も含まれる。設計は、山田工務所(前橋市)が担当した。
提供:群馬建設新聞