【静岡】まちづくり月間実行委員会と財団法人都市づくりパブリックデザインセンター(東京都文京区)は、「まちの活性化・都市デザイン競技」の対象地区に静岡市葵区の「七間町・七ぶらシネマ通り」を選んだ。静活の映画館跡地を核とする新たな都市機能や空間について全国からアイデアを募る。時代に対応する中心市街地の新たな機能づくりへ、実現化手法など、さまざまなアイデアを受け付ける。今後のまちづくりの参考にしてもらうことを目的としている。
応募登録期間は11月19日まで。現地説明会を11月8日に静岡市葵区の静岡市役所静岡庁舎で開く。作品の提出期間は2011年2月14日から2月28日まで。入選発表は11年4月を予定している。最優秀(国土交通大臣賞)には賞金60万円が贈られる。
「七間町・七ぶらシネマ通り地区」(静岡市葵区、約6・7f)を対象に@静活の既存映画館の移転を前提とした跡地活用へ都市機能の導入と空間デザインの提案A中心市街地のアクセス交通機能強化の提案B周辺とのつながりを意識した提案−などについて提案する。
提出資料は、応募作品の趣旨を800字程度(A4判1枚)と地区整備構想、主要空間デザインを示したパネル(A1判2枚)。
現在、七間町とその周辺では、静活映画館の移転に伴う跡地利用をめぐり地域住民らが中心となって新たなまちの在り方を検討している。
建通新聞社 静岡支社