(社)千葉県造園緑化工事業協会(池谷晃会長)は13日、千葉市美浜区の幕張メッセにおいて、県立茂原樟陽高等学校の緑地計画科造園デザインコースの2年生19人(男子11人、女子8人)と3年生2人(男子2人)の生徒21人による、2回目の「造園工事現場研修」を実施した。9月29日に同所で行った研修(10月1日付既報)に次ぐもの。 この研修は、千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)の今年度事業のうち、高校生を対象とした「建設業活性化のための検討」(後継者育成検討委員会)の一環。
建設業において、将来に向けた人材確保のための後継者育成は、経営改善とともに重要な課題とされることから、CCIちばでは、県内工業系高校の生徒に建設業に対する理解を深めてもらうため、本年度から県内建設業者による研修、講演等を支援。CCIちばで「後継者育成検討委員」を務める同協会の千葉砂防植産梶E古舘公二社長が、自社で受注した「ゆめ半島千葉国体開会式会場仮設通路設置工事」の施工現場を提供したことで実現した。
提供:日刊建設タイムズ