高崎市制110周年記念事業「高崎花路花通り2010」のオープニングセレモニーが2日、高崎市役所ロビーで開催され、関係者や市民が集まる中、都市緑化の向上を図る取り組みがスタートした。
主催者を代表して松浦幸雄・高崎市長は「市制110周年記念事業として多くのイベントを計画している。花や緑は心を豊かにする大切な存在だ。本市としては継続的に、花路花通り事業を実施し緑のまちづくりを進めていく」とあいさつした。
来賓として駆けつけた遠山荘一・県西部県民局長は「市民・企業の出展花壇や屋台のもてなしなど魅力溢れる催しが予定されている。まちなかの活性化、緑化、都市の進化に大きく寄与すると期待する」と述べた。金井功・高崎商工会議所副会頭は「地球規模で温暖化が進み、市街地ではヒートアイランド現象も起こっている中、高崎市では壁面緑化補助事業などに取り組んでいただいている。花路花通り2010の成功を願いたい」と語った。このほか、柴田和正・市議会議長、中島篤・県議会議員、竹中三郎・市区長会長もそれぞれ祝辞を述べた。また、みどりの少年団による「みどりの宣言」が行われ、松浦市長から「しっかり育ててください」と少年団に苗木が手渡された。
この後、企業出展花壇のある「ハープの泉」に移動し、関係者によるテープカットが行われた。
「高崎花路花通り2010」は、今後の都市緑化、都市景観、都市デザインの向上へつなげるため、31日まで開催される。高崎駅西口線シンフォニーロードや東二条通り、西口駅前広場などで植栽や飾花が施されるほか、景観写真展や花苗の販売などのイベントも催される。
提供:群馬建設新聞