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建設経済新聞社
2010/10/04

【京都】23年度に本庁舎耐震診断を計画 庁舎整備検討を本格化 検討委員会立ち上げへ

市役所本庁舎(左…2号庁舎、右…1号庁舎)
 南丹市は、23年度に市役所本庁舎の耐震診断を計画している。診断結果を踏まえ、庁舎整備検討を本格化させる考えで、検討委員会も立ち上げる。
 現在の南丹市役所庁舎は、旧園部小学校の校舎等を改修した建物を使用しているが、1号庁舎と2号庁舎は築後30年以上が経過しており、耐震性が懸案となっていた。そのため、23年度に耐震診断を計画している。
 一方で本庁舎の狭隘化を解消する課題もあるため、旧法務局園部支局の建物を取得し一部改修後に庁舎機能を移転する方針を9月に打ち出している。本庁舎については防災拠点としての位置づけをしながら、狭隘化の解消、行政サービスの効率化など抜本的な対策を図るため、23年度から本庁舎の整備方針、整備方法等の検討に入る意向。
 庁内で今後検討を進めた上で、(仮)市役所本庁舎整備検討委員会を23年度中に立ち上げ、検討を本格化させる。検討委での議論を経て、24年度中に庁舎整備の基本的な方向性、基本方針を定める予定。
 なお、1号庁舎はRC造3階建、延1627u。内部は1階に市民課、税務課等を配置。2階に市長室、副市長室、総務課、財政課、人事秘書課、監理課等を置き、3階に企画推進課、情報推進課等を置く。2号庁舎はRC造3階建、延1994u。1階に高齢福祉課、子育て支援課、環境課等を置き、2階に土木管理課、道路河川課、都市計画課、住宅課を配置、3階には農政課、農林整備課、商工観光課等を置く。