上野原市消防本部は、新庁舎の建設に向け準備を進めている。現在用地交渉を進めており、早ければ来年度中にも基本設計に入る見通し。建設費には合併特例債を充てるため、その使用期限である平成26年度までの完成を目指す。
建設地は同市八ツ沢地内の県立上野原高校近くの国有地。敷地面積は約1万3400u。新庁舎は2階建て約2200uを想定しており、緊急時に備えヘリポートも整備する予定。また、普段市民が利用できる多目的施設としての機能も持たせることも検討している。
現庁舎は築30年以上が経過し、老朽化が進んでいる。新庁舎建設後は解体するが、跡地については今後活用策を検討していく。
市担当者は「今年度中に用地を取得し、来年度から設計に入れればと考えている。時間はあるのでどのような施設にするかじっくり検討する」としている。
提供:山梨建設新聞