静岡県建設産業団体連合会(伊藤孝会長)は9日の常任理事会を開き、10月2日に静岡市葵区の青葉公園で一般市民に向けた屋外PRイベント「静岡県けんせつ産業『まちづくり2010 ふれあいイベント』」の開催を決めた。今後、会員団体から出展希望を募るなど、早急に準備を進めていく。
県建産連では、建設産業のPRを事業の重点に掲げている。このため、昨年開催の「地域の生活と文化を守る静岡県建設産業の主張」を継続、発展させようと、本年度は傘下団体の若手によるPR活動プロジェクトチーム(PT)を設置してイベントの検討を進めていた。
「ふれあいイベント」は、例年、静岡建設業協会青年部が主催していた。今回両者の主催、清水建設業協会の共催として開くことで合意し、現在PTで展示内容などを検討している。
会場は、青葉公園の青葉イベント広場(葵スクエア)。今のところ、高所作業車試乗体験(静岡協会青年部)、風船作り・配布(同)、バルーンアート(清水協会青年部)、不思議なコンクリート実演(県生コンクリート工業組合)、ピカピカの土だんごづくり体験(県左官業組合)、坪庭展示・竹垣実演・緑の相談コーナー・花苗配布(県造園緑化協会)、県建産連会員団体のPRパンフレットの配布などを計画。今後、さらに出展者を募り、内容を充実ささせることにしている。
また、イベント開催に合わせて、会場周辺の美化清掃活動も実施する。
県建産連では、今回のイベントを、10月26日の「静岡県建設産業構造改善の集い」、12月15日の屋内イベントと一体として位置付けて、つながりを持った内容としたい考えでいる。
建通新聞社 静岡支社