福島建設工業新聞社
2010/09/14
【福島】県が地域の大工・工務店向け長期優良住宅の仕様書作成へ近く研究会立ち上げ
県が今年度作成する「長期優良住宅仕様書」は、実際に使用する立場からの意見を得るため、設計、施工者団体を交えた研究会を近く立ち上げる方針だ。
同住宅の普及を目指し、19年度に作成した木造住宅共通仕様書をベースに長期優良住宅に特化させる。仕様書に示した幾つかの施工法や方策を案件に合わせて選択することで、認定基準をクリアできる性能を持たせる。
本県の長期優良住宅は、多くが大手ハウスメーカーによるもので、長期優良住宅に携わる住宅供給者、施工者は3割弱程度にとどまるという。「長期優良住宅」の敷居を下げ幅広い参入を促すため年内に作成し、年度内には講習会も開きたい考えだ。