建通新聞社四国
2010/09/14
【徳島】現校舎部分に建設 勝浦中学校改築
勝浦町は、勝浦中学校改築工事について、新校舎の建設位置を現校舎部分とすることを決めた。2011年度の予算で仮設校舎建設費と解体工事費、新校舎建設費を計上する予定。新校舎建設は、11〜12年度の2カ年で工事を進めていく。
建設位置は当初、グラウンド南側としていたがその後、比較検討し交付税等の関係から現校舎部分の方が町負担が少ないこともあり、現在地に決まった。ボーリング調査は9月10日に入札、今後、現校舎位置の地質を調べる。新校舎の設計は大建設計(大阪府)が担当し、10年度中に完了する。
新校舎の想定規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ3807平方b。普通教室のほか多目的教室(333平方b)、武道場(300平方b)も整備する予定。仮設校舎は、現在のところグラウンド西側への建設を考えている。
解体する現校舎は鉄筋コンクリート造3階建て延べ3833平方b。築後41年が経過しており、老朽化も進んでいることから改築が計画された。
所在地は久国字久保田。新校舎の完成は12年度中を予定。総事業費13〜14億円を見込んでいる。