下妻市(稲葉本治市長)は、平成22年度第3回市議会定例会に補正予算案を提出した。主なものでは、市道4391号線の改良工事費2907万円や都市計画道路南原平川戸線の測量費2406万円などを盛り込んだ。また、グループホームスプリンクラー整備補助には約600万円を計上した。このほか、8月4日に開札した東部中学校移転改築工事の請負契約締結にかかわる議案などを提出した。
一般会計全体では1億4453万7000円を追加し、当初からの総額を歳入歳出それぞれ155億8410万1000円とする。
このうち土木費では、桜塚工業団地(高道祖地内)の進入路でもある市道4391号線で伐採・伐根を行うための事業費を計上。整備延長は約415m。都計道南原平川戸線では、ボーリング調査や用地測量などの委託費を盛り込んだ。
道路維持関連では、数須地内の市道3104号線など総延長約680mの改修工事を実施する。事業費は950万円。
都市公園工事は、観桜苑の東側に駐車場を整備するもの。周辺では道路に駐車する車が多いため、私有地の提供を受けて駐車スペースを確保する。
グループホームの補助金は、「ゆうらく」(江2443―1)のスプリンクラー整備が対象。補助金額は588万6000円。
また、東部中移転改築工事の請負契約について、建築を塚田・鈴木・下妻特定JV、電気設備を三光電工梶A機械設備をヤナシマ・サカエ特定JVとそれぞれ締結するための議案を提出した。
提供:日本工業経済新聞