建通新聞社四国
2010/09/10
【高知】新展示施設を来夏までに建設 龍馬であい博
高知県は、第4回ポスト龍馬博推進委員会(宮村耕資会長)を開き、「土佐・龍馬であい博」終了後のイベント展開として、志国高知「龍馬ふるさと博」(仮称)を2011年2月から1年間開催することで大筋で合意した。24日から始まる9月定例議会に建物の建設を含めた予算計上を予定。
新パビリオンは、高知駅前の現「高知・龍馬ろまん社中」跡地に常設施設として11年夏ごろまでの完成を見込む。
高知観光情報発信館「とさてらす」に併設することで、誘客の核施設としての役割と観光案内機能強化の相乗効果を期待している。
志国高知「龍馬ふるさと博」の主なコンセプトは@龍馬をはじめ土佐の偉人にスポットを当てた誘客のための拠点施設の新設A歴史、食、花、体験など地域の魅力ある観光資源をカテゴリー別に通年・季節イベントとして展開B各地域への誘客を促進するため、各地域の観光案内書などをネットワーク化C全国への観光情報の発信強化を行う。
展示施設には、龍馬伝の撮影で使用した龍馬の生家セットを再現し、体感できる展示を実現し、龍馬をはじめとする幕末の志士などをビジュアル的に紹介することを予定しており、施設などの総事業費は約2億円を想定している。